2009年4月16日木曜日

遊戯王5D's 第54話…サティスファクション!

今週の5D'sは、自分の中では、この数ヶ月の中で最高の回でした!
ずっと知りたかったチーム・サティスファクションの過去の顛末がだいぶ見えてきて、30分ずっとドキドキしながら見てました。

鬼柳がサテライト統一後も満足し足りなくて、セキュリティを敵に選んだという流れは、大方の人が予想していた通りでしたね。

鬼柳は恐らくチーム結成前からずっと孤独に苦しんできた人なんだと思います。
サテライト統一後も躍起になって何か目標を見つけようとしたのは、チームの気持ちを繋ぎとめておきたい、という思いがあったからでしょうね。
それが、たぶん、もうかなり前から空回りしていた。
それを思うと、鬼柳が哀れでしょうがないです。
人間の弱さになぜだかひどく魅力を感じる自分は、自業自得な人間に深く同情してしまいます。

鬼柳は敵とみなす相手にとことん鬼畜になれるあたり、既に正気を失っているように見えますが、恐らく彼は本当に愛されたことがないんだと思います。
クロウやジャックがハジけていたのは祭りの最中だけで、それが終わってしまえば結局は人並みの理性や正義感を持った尋常な人間でした。

遊星は、というと、今では正義感の著しく強い人間のようだけれど、あの時、正義とか物事の善悪よりも、頭のイカれたリーダーの方を選択したところに、遊星の流されやすかった性格が見えてきた気がします。
鬼柳と率直に向かい合って、自分たちのやるべきことは何かを話し合うという選択は思いつかなかったんだろうか?
何も言わずについていくのが「なかま」だと自分に言い聞かせて誤魔化していたのは、優しさではなく「弱さ」だったのだろうと思います。

目標の見えないサテライトでチームを組んだ4人。
でも、いちばん路頭に迷っていたのは鬼柳。
そして次に遊星だったのかな…、と思いました。




【満足時代の4人の性格まとめ】

クロウ
ハジける時はハジける。でも実は、4人の中で、最も理性が勝っている。
人情に厚い。子供好き。子供を育てることに生き甲斐を感じる。

ジャック
普段から不満を持ってはいたが、クロウが抜けたのに便乗してサッサと抜ける。
一人でキングの座につく夢をずっと捨てないで持っている。

遊星
「なかま」だから、狂ったリーダーにも何とかついていこうとする。
理性より、リーダーへの思慕の方が勝っている(?)。

鬼柳
孤独にさいなまれて心を病んでいる可哀相な人。



このデュエルで、遊星がどうすれば鬼柳を救うことになるのかサッパリわからないですが、来週がまたまた待ち遠しいです。
デュエルの結末には、ジャックも立ち会ってほしいな…。

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