2009年1月30日金曜日

遊戯王5D's 第43話 感想

第26話以来、最初の対話がリアルファイトとは!

ジャックからの過去の謝罪も何もないけど、もうこの二人、腹の底から分かり合った仲なんだなぁとつくづく思いました。
前も書いたけど、サティスファクション時代も、こうやって殴り合いながらツルんでたんだろうな…あぁ青春だ…。
いやぁ、でも美しいジャックの顔にパンチを喰らわすとは、遊星も容赦ないですね~。

英語版ではパンチするシーンはやっぱりカットかな…?
第20話では、ジャックのボマーへのパンチはカットされてたし、DMのパンチ(城之内→王様)は、殴るところはカットで、王様がいきなり地面に転がってたし…。
そうなると、いきなり、遊星の四つん這いが映るのかな・・・、それはちょっと嫌だ(笑)。

それにしても、ジャックってホントに、DMのドーマ編で、ラフェールに敗れてしょぼくれてた王様にキれて怒鳴ってた(ライバルのそんな姿を見たくない)社長と、パンチを喰らわせた城之内の両方のポジションですね。
カッコ良過ぎるわ。
しかし、自身を「カッコいい」と意識している自意識過剰ぶりが幼くて可愛いらしい。

アキが龍可の決意の固さに対して「こんな小さな子まで…」とショックを受けてたところがありましたね。
お互いに影響を受け合いながら、シグナーたちがまるで「きょうだい」みたいに、一つになっていく感じがいいです。
お子様集団だけど、それだからこそ、お互い支え合わないといけない。
最後のシグナーがゴドウィンさんだとすると、年齢的にも精神的にもみんなの輪に入れなくて妙な感じなので、やっぱり若い子がいいです(笑)。

ジャックは、「カーリーを守る・救う」という目的で、闘う覚悟をしたんですね。
遊星が「他人のため」にいつも闘っていることを茶化しながらも、初めて他人のために闘おうとしている。
彼は鬼柳と戦うことにはあまり躊躇はないみたいで、あんなことを言って遊星にカツ入れてましたけど、自分自身がカーリーと闘わねばならぬことを知ったら!

あぁ、なんて恐ろしくて残酷な脚本だろう…。



・・・って、今週ステキ過ぎたイェーガーさんとクロウについて、何も語っていない自分っていったい…!!?

2009年1月25日日曜日

Playmates Toys版 遊星フィギュア&D・ホイール

Playmates Toysから海外版の遊星フィギュア&D-ホイールが既に発売されているようです。
入手したユーザーがこちらに写真をアップしています。
http://community.livejournal.com/playthedamncard/1565742.html#cutid1

定価は$19.99らしいので、2,000円以下?
ホイールはちゃんと動くし、遊星フィギュアも関節が可動のようです。
デュエルディスクは取り外し可能。
さらに、ミサイルのようなものまで発射される(?)←笑
ペイントや仕上げ等はかなりいい加減で、この人は紙やすりで削ったりしたみたいですね。
コナミ版と違って、ちゃんと良い子で、ヘルメットを被っていますが、外せない。
それから、この人によると、変な臭い(大人の玩具みたい、って書いてありますが、どんな臭いだ~?)がするということで、お風呂に入れて洗ってあげたそうです。
でも、それらをひっくるめて、「割といい出来」と評価しているので、値段を含めて妥当なんじゃないでしょうかね。
ジャック&D-ホイールも発売予定なので、ぜひ入手してレポートできたらいいなぁと思います!

あと、モンスターのフィギュアも発売されています。
http://www.toywiz.com/5dsstardustdragon.html
(Related Itemsもご覧下さい!)

デュエルでは決着のつかないこと。

昨日より、海外の遊戯王カード関連フォーラムが大変なことになっています。
http://www.pojo.biz/board/showthread.php?t=655543
http://www.pojo.biz/board/showthread.php?t=655808)←(リンク追加。1/26)

先月明るみになった、遊戯王カード事業を巡るコナミとアッパーデックの争いについては、「アニメ!アニメ!」さんが詳しくまとめているので(「遊戯王TCGで対立続く コナミとアッパーが独自に事業展開」http://animeanime.jp/biz/archives/2009/01/tcg_5.html)、そちらを参考にしてもらえばいいと思いますが、契約期間がまだ残っているのにも関わらずコナミがなぜ突然契約を打ち切ったかについて、ある「噂」が広まっているんですね。

それによると、昨年、大手スーパーのウォルマートやトイザラスで偽造遊戯王カードが販売されたことがあって、コナミはその件でVintage Sports Cardsという会社を訴えているのですが(http://www.icv2.com/articles/news/13988.html)、Vintage Sports Cardsにカードを供給したのがアッパーデックであることが発覚したというのです。
つまり、偽造カードの販売に、正規な流通会社であるアッパーデックが関わっていた疑いがあるというのですね。
コナミはこのことについてアッパーデックに説明を迫りますが、期限の期日までに返答がなかったため、契約打ち切りを発表した、というのが、「噂」の内容です。

アッパーデックといえば、トレーディングカードゲームの老舗。本当だとしたら、TCG史上最大のスキャンダルですよ。

ことの真偽に関わらず、ごたごたが長引けば、カード自体に対する信頼も、失墜が懸念されるし、こんな裁判所を巻き込んだ大ごとになってしまい、「カードでみなが友だちになればいい」と仰っていた高橋先生の理想とは程遠いものになってしまい、大変お気の毒な気がします。

2009年1月22日木曜日

遊戯王5D's 第42話 感想

さて、今週の5D's。
ゴドウィン講師による「講義『シグナーの宿命』」っていう感じでしたが、結構楽しかったです。

ゴドウィンは、やっぱり、5人目のシグナーが誰なのか明かしませんでしたね。
「いずれわかる」ことなら、なぜ言わないの?とも思いますが、まだまだわからない方がストーリーとして面白いので、我慢することにします。

それにしても、ジャックのゴドウィンに対する「どこまでも胡散臭い男だ」というセリフは、私的に大変ツボ発言(笑)。
でも、ジャックはゴドウィンに初めて会った時からずっとこの胡散臭さを感じていたんでしょうね。
友を裏切ってまでしてシティに行き、初めて会った男に胡散臭さを感じた時のジャックの気持ちを思うと、ジャックのシティでの2年間の孤独ぶりに泣けます。

アキの遊星への(心理的・物理的)密着度も注目です。
そのまま二人で腕組んでいたって全然違和感ない立ち位置でした。
アキが、遊星や龍可に心を開くのは想像できるけど、アキとジャックの間にはほとんど接点が感じられないので、シグナーたちの「絆」が今後どう発展していくのか、大変興味があります。

対ダークシグナー戦での、一般の人たちの生贄について言及されたことは、実はホッとしました。
今までの扱いだと、デュエルの副次的現象としての「その他大勢」の犠牲、という感じでさっさと忘れられてしまうのかと危惧していたので。
やっぱり、人命を安易に扱ってはいけませんよね、アニメでも。

その点に関して、「ダークシグナーがこの世の者ではなく、決して元通りにはならない人たちだ」とゴドウィンが明言してくれたことは、カーリーの件を含めて吹っ切れる思いで聞きました。
だから、カーリーがもしも普通の人間として生き返ったりしたら、自分は真剣に怒ると思います。
「カーリーが死んであんなにも泣いたのに、無駄泣きだった」とかいう意味ではなく、「死」というテーマを扱う倫理的な意味で。
「死は回転ドアではない」と海外の5D'sフォーラムに誰かが書き込んでいましたが、全く同意です。


ま、それよりも何よりも、予告~!!!

 ジャックが遊星にダイレクトアタ~ック!!

これだ、これこそが、私が見たかったものだ~!(笑)。
友が、絆が、と言葉で語るのではなく、思いをストレートにフィジカルに伝える熱い男たちのドラマ!
サティスファクション時代もこうやって殴りあったりしてたんだろうなぁと思うと、愛しくて愛しくてたまらないです、あの4人が。

私、あのシーンだけでも、それを楽しみにこれから1週間生きていけます(笑)。

2009年1月15日木曜日

遊戯王5D's 第41話 感想

遊星が喋る回は、やっぱりちょっと苦手だなぁと再認識した回(苦笑)。

自分は、思いっきり無口な遊星が好きらしいです。
遊星のスピーチは、まっとう過ぎて、聞いているとこそばゆいんだよね…。
宮下さんがブログで以前書いてた、脚本読んで泣いてしまった回ってこれですね。
期待する一方で、アキ相手にまた演説するのかなぁと思ってちょっとユーウツだったりもしたんだけど、まぁ予想通りでした。

アキが憎しみの殻をやぶって心を開くに至る経過が、ちょっとよくわからなかった。

- 遊星が無力であることを自覚しながらも仲間を守ろうとしている。
- それを見て、アキパパも、自己を犠牲にしつつも相手を受け入れることが大切だと気付いた。
- ダメージを受けつつも、近づいているパパに、アキは心を開いた。

ということでいいのかな。
アキになかなか共感できない自分がいて、彼女の感情の変化にもうまくついていけなかった。
とか言いながら、ボロボロ泣いてはいたんですが。


実は、今回一番感動したのは、遊星の思い出の中にある鬼柳兄貴の美しさでした(笑)。
チーム・サティスファクションに何があったのか、ちゃんといつか説明してくれるんでしょうね、スタッフ?!
5D'sは、気になるところでお預けを喰らっているサイド・ストーリーがどんどん増えていくので、ちょっとやそっとじゃ終わらないことがよ~くわかります(笑)。

次回は、シグナーが集結ということで、ゴドウィンの関わりがはっきり明らかになるといいなぁと思いますが、そう簡単には話が進まない気もします。

ダークシグナー側もどうなっているのか気になりますよね。
はじめは、ダークシグナーたちって、暗闇のアジトでウヒヒヒ…と意味不明に邪悪に笑っている、見るからに不気味な集団としか思っていませんでしたけど、生前アイドル(?)だった鬼柳とか、絶世の美女ミスティとか、ドジっ子転じて悲恋のヒロインとなったカーリーとか、魅力的なメンバーが明らかになってきたので、この人たちがどういう風に仲間意識を高めていくのか(否か)にも注目したいと思います。

2009年1月10日土曜日

天使の言葉とオレイカルコス

最近知って驚き、かつ、とっても感動したこと。

遊戯王DMのドーマ編に登場した、「オレイカルコスの結界」。
不思議な文字が並んでいますが、アニメーターさんが出鱈目に作った文字だと思っていたら、なんと実在する文字なんだそうですよ!

エノク文字と呼ばれる16世紀に登場した文字で、「天使から啓示された言語」だそうです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%8E%E3%82%AF%E8%AA%9E

それで、こちら(http://www.omniglot.com/writing/enochian.htm)にあった、アルファベット対応表を見て、息子のドーマ版デュエルディスクの文字を解読したことろ、ORICHALCON(オリハルコン)という言葉が2回書いてありましたー!

まぁメーカー側はわからず、いい加減なところで言葉を切っちゃってますが、一周すると、ちゃんと2回まわり書いてあります。
(白字の汚い文字は私が書き込んだものです)






アニメに登場したカードの方はどうなっているかというと、カード名は"ORICHALCON"(オリハルコン)、イラストの結界の方は"OREICHALCOS"(オレイカルコス)という名が2回書いてあります。




実際の結界(そしてオデコのマーク)の方はまだチェックしていませんが、おそらくイラストと同じで、「オレイカルコス」と書いてあるのでしょうね。
オリハルコンオレイカルコスも、古典ギリシア語の文献に登場する金属の名前です。

これを知ったのは海外のLiveJournalの遊戯王コミュニティの書き込み(by The Mad Poetさん)を見たからなのですが(http://community.livejournal.com/playthedamncard/1559656.html#cutid1)、感動のあまりメールを送りつけさせていただきました(笑)。
この方はダークシグナーの巨大モンスターの名前(ケチュア語)もちゃんと訳していらっしゃるので、こちらも近い内に紹介したいと思います!

さて、オレイカルコスのカードですが、テキスト文面もある程度意味の通ることが書いてあるそうなのですね。
さらにびっくりしたのは、The Mad Poetさんによると、カードが一部しか映らなかったり、見にくいアングルからだったりする場面でも、ちゃんとテキストは一貫して同じものが使われている、ということです。

テキトーに出鱈目が書かれているものとばかり思っていたので、そういうところに密かにコダワリを示していたアニメーターさんたちに、たいへん感動いたしました!!

これについては、「英語でユ~ギオ~!」の方でもその内(いつだ?)きちんと紹介したいと思いますので、興味のある方は覗いてみて下さい。

2009年1月9日金曜日

遊戯王5D's 第40話感想

今回はお話の運びがどうも強引で、ツッコミを入れずにはいられません!(笑)

まず、意識を取り戻すのと、心の扉を開くのは、全く別のことでしょうが!
まぁ、結果的には、遊星とアキの間にある「何か」(何だろう?)によって、意識不明だった彼女の意識を取り戻すことができたわけですが、意識不明のムスメをおいて、別の誰かに懺悔みたいなことをして助けを求めにいくお父さん、というシチュエーションが何だかあり得んな~と思いました。

「誕生日のお祝いに早く帰ってきてね」というムスメに対して、「ちょっと今日は早く帰れないんだ」ということが素直に言えないお父さん。
もうその時点で、普段からムスメに対して誠意の足りないことがわかります。
忙しくて子供と接する時間が少ない親は多いと思うけれど、接することができる時間を大切にして誠意を見せていれば、こういう問題は起きないんじゃないかな…。
それから、アキのお母さんはいったい何をしてたんでしょうね。
いくらお父さんっ子でも、忙しいお父さんのフォローをしてあげればいいのに。
実は問題はお母さんではないか、と密かに思ってしまいました。

そういうわけで、誠意の足りないお父さんの懺悔も、なんだか演技っぽくて、半分白々しいなぁと思って聞いていました。

だだっ広くてガラス張りの集中治療室(?)も摩訶不思議な設計ですね(と、はからずも数日前にICUを見てきたので余計にそう思う)。
どうやら部屋の中央の床から電源をとっているようです(笑)。
あ、それとも、この時代、病院の病室まで、デュエルがいつか行われることを想定して設計されているんでしょうか。
アルカディア・ムーヴメントの廊下も、いつでもどこでもデュエル可能な設計だったしね(最寄の壁からデュエルディスク取り出し可能)。

あと、これはみなさん言ってますけど、ジャックと双子という組み合わせは、一緒に画面に入っているだけでホノボノしますね~。
海馬にモクバがじゃれついてる様子とちょっと重なります。
ジャックは小さい子は苦手かもしれないけれど、嫌いではなさそうですよね。
公式サイトの先日のワンポイントレッスンで、この三人の会話に和んでいたので、3人がそろったのは本編で初めてだったにも関わらず、そんな気がしませんでした。
ワンポイントレッスン、一応公式なんで、余計に混乱しちゃいますね、好きだけど(笑)

2009年1月7日水曜日

アンバーの入院

新年早々、アンバーが激しい喘息の発作を起こして入院したのですが、3日で退院できました。
最近、咳が頻繁に出ていて気にしてはいたんですが、突然症状がここまで悪化するとは思っていませんでした。
ホント、認識が甘かったんですね。

その日は、おばあちゃん(義母)の家に大勢集まって、アンバーもいとこたちと楽しく遊んでいました。
ところが、その内、咳が出て苦しい、というので、吸入器で薬を与えたんですが全く効かず、その内、バタバタ暴れて大泣きを始めたので、家に帰ることにしたんですね。
でも、車に乗ったとき、これは病院に行った方がいいんじゃないかということで、病院に車を走らせる内、ひぃひぃと呼吸が困難になって、目が白目になり、意識不明に。
もう、あっと言う間の出来事だったので、現実のこととは思えなかったです。
横で見ていたショーンはかなりショックだったようで、大声で泣き出していました。

以前、同じ病院で救急なのに待たされた経験があるので、担ぎ込むまでは不安でしたが、すぐに応急処置をしてくれて幸いでした。

20分後ぐらいにアンバーの様子を見せてもらった時は、喉や鼻にチューブが差し込まれ、その他にも小さな身体に点滴用チューブやらさまざまなセンサーが取り付けられていて、またまた現実のこととは思えない光景でした。

その後、トロントのダウンタウンにあるHospital for Sick Childrenという小児専門の病院に救急車で移動しました。

翌朝、モルヒネが切れて起きた時、喉に差し込まれたチューブのために声を出せないアンバーの口が「だっこ、だっこ」と繰り返しているのを見た時、初めて涙がどっと溢れてきました。
その日の内に、喉のチューブは外してもらえたんですが、「おうちにかえりたい」と何度も言うのが辛かったです。

最終的に病院に3泊しましたが、あれほど危険な状態からこんな早く退院できるのは珍しいと言われました。
ショーンは、アンバーのいない家がかなり堪えたらしく、「もうアンバーとは絶対喧嘩したりしない」なんて言っていましたが、まぁそれも数日のことだと思います。
ショッキングな出来事でしたけれど、手遅れにならなかったことや、早く回復できたことなど、本当に幸いでした。

アンバーは食物アレルギー(卵、牛乳、ナッツ類)があるので、おばあちゃんの家で何か食べてはいけないものを口にした可能性があり、今後詳しいアレルギー検査などをする予定です。