2010年4月23日金曜日

クリエイティブ・スペリング


アメリカでも同様だと思いますが、カナダの学校では、文字を習得しようとする子供たちに、まずcreative spelling(inventive spelling) を薦めます。

アルファベットと音の関係の知識に基づいて、単語の「正しい」綴りにこだわらずに、とりあえずどんどん自由に書かせる、という指導をするんですね。
自分の書きたいことを、間違いを恐れずに自由に書かせる、ということに小さい頃から慣れさせるのは、いいことだと思います。
ムスメはまだJunior Kindergarten(幼稚部1年)ですが、自らすすんで結構長いものを書くようになってきました。
最初は子音ばかりでまるで暗号みたいなものでしたが、ここ最近、少し読めるものを書くようになってきました。

<解読>
Dear Arya,
I hope you will be my friend again. I know you like Zoe, but please be my friend again.
Love Amber

アリア
また私のともだちになってくれるといいな。ゾーイが好きなのは知ってるけど、また私の友だちになってください。
Love, アンバー


それにしても、ムスメの最大の関心事は、休み時間に誰が自分と遊んでくれるか、ということばかりで、いつも今日は誰々が遊んでくれなかった、一緒に遊んでいたら、途中から他の子のところへ行ってしまった、というような話ばかりで、こっちはちょっとウンザリ。
友だち関係に悩むお年頃なのか、神経質すぎるのか・・・。
自分はあまりそういうことに悩んだ覚えがないので、この先ちょっと心配だったり。

2010年4月10日土曜日

ぉぉお!!

チーム・カタストロフ(遊戯王5D's)のメンバー名の由来は、何だろね~と話していて、ヘルマン(Hermann)⇒ヘルマン・ヘッセ、ハンス (Hans) ⇒ハンス・アンデルセンで、作家つながりか? じゃあ、ニコラスて誰? という話になっていたんだけど、@akaisameさんが、「ヘルマン・ヘッセ」と「車輪の下」と「ヒドゥン・ナイト・フック」(車輪の下からフックが登場していた!)の関連性を指摘して、「あはは、まさかねー」と一旦そこでそれ以上の追究はしなかったんです、

なんと実は、「車輪の下」の主人公は「ハンス」というのですね~。
さらに、「車輪の下」には「ニコラウス橋」(Nikolausbrücke)という橋が登場します(@nemotomamiさん情報)。
(ニコラウス橋というのは、ヘッセの故郷カルフに実際に存在する橋で、彼のお気に入りのスポットだったらしく、現在ヘッセの銅像が立っているそうです)

ニコラウス、ニコラスは誤差の範囲ですよね、英語版ではNicholas Bridge(ニコラス・ブリッジ)だそうですし!

つまり、繰り返して言いますが、チーム・カタストロフの元ネタは「車輪の下」だったのです。


…というわけで、なんかとても凄い謎解きをしたような気になり、あちこちにpostしました、とさ。


ヘルマン・ヘッセは高校時代に大変はまり、主な作品は全部揃えたりしていました。
中でも、「知と愛」という作品は、何度でも繰り返して読んだ記憶があります。
でも、「車輪の下」のお話は、大部分を忘れちゃったな…。